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須田景凪

2nd EP

porte

2019.8.21 Release

映画「二ノ国」主題歌「MOIL」、
TVアニメ「炎炎ノ消防隊」エンディング主題歌「veil」を含む全5曲を収録

須田景凪

2nd EP

porte

2019.8.21 Release

映画「二ノ国」主題歌「MOIL」、
TVアニメ「炎炎ノ消防隊」エンディング主題歌「veil」を含む全5曲を収録

porte
初回限定盤
porte

CD+DVD
アボガド6デザイン 40Pルックブック付属
スリーブケース付トールサイズ・デジパック仕様

¥3,000(税抜) WPZL-31649 

porte
通常盤
porte

CD Only

¥1,500(税抜) WPCL-13090

須田景凪 TOUR 2020 最速先行抽選受付 シリアルナンバー封入(受付締切:8月25日23:59)

TRACKS

CD

  1. veilTVアニメ「炎炎ノ消防隊」エンディング主題歌
  2. MOIL映画「二ノ国」主題歌
  3. 語るに落ちる
  4. 青嵐
  5. couch

DVD(初回限定盤)

  • 「porte」 concept movie
  • 「MOIL」 music video
  • 「veil」 music video

MOVIE

「MOIL」Music Video
2nd EP「porte」クロスフェード
「MOIL」-映画版- Music Video
「veil」Music Video
映画「二ノ国」本予告

STORE店舗限定予約特典

須田景凪 2nd EP 「porte」を
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  • 「MOIL」-Rearranged ver.- CD

  • 「veil」-Rearranged ver.- CD

  • オリジナルノート

  • B3ポスター A ver.

    HMV
  • B3ポスター B ver.

  • 須田景凪×映画『二ノ国』A4クリアファイル

    映画『二ノ国』上映館限定特典
  • 須田景凪×TVアニメ『炎炎ノ消防隊』
    A4クリアファイル

  • ステッカー

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    バンダレコード LIVIN田無店
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    バンダレコード 所沢本店
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    銀座山野楽器 本厚木ミロード店
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    BOOKSなかだ 婦中店
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    北国書林Vサウンド松任店
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    M.S.BIG 堺鉄砲町店
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    ブックセンターコスモ津山店
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    啓文社コア春日店
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    紀伊國屋書店ゆめタウン徳島店
    M.S.BIG 徳島店
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    M.S.BIG 新居浜店
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    M.S.BIG 八幡東店
    M.S.BIG 小倉駅前店
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    黒木書店/フィルモアレコード 長住店
    紀伊國屋書店 佐賀店
    TSUTAYA 遊ING浜町店
    CDステーション
    新星堂 ゆめタウン光の森店
    紀伊國屋書店熊本はません店
    ブックスミスミ 人吉店
    TSUTAYA 都城店
    ブックスミスミ 日向店
    紀伊國屋書店 鹿児島店
    ブックスミスミ オプシア
    ブックスミスミ 七ツ島店
    ブックスミスミ 加治木バイパス店
    ブックスミスミ 鹿屋店
    ブックセンターリリーズ国分店
    サウンドボックス ミツトモ

※特典は無くなり次第終了となります。
※特典のご用意が無い店舗もございます。特典の有無は各店舗にお問い合わせ下さい。

MUSIC楽曲配信

INTERVIEW

須田景凪による2nd EP『porte』。そのタイトルは「プレタポルテ」(既製服)という言葉に由来している。「日常や生活の中に溶け込んでいきたい」という思いがその背景にあったという。今年1月、レーベル「unBORDE」からのメジャーデビュー作となる1st EP『teeter』をリリースした彼。着実に広がる支持の中、須田景凪はアーティストとしてどこに向かおうとしているのか。新作はTVアニメ『炎炎ノ消防隊』のエンディング主題歌「veil」、映画『二ノ国』の主題歌「MOIL」を含む全5曲。その成り立ちを語ってもらった。

この作品はある種のコンセプトやまとまりを元に作っていったんでしょうか。それとも、1曲1曲作っていった感じでしょうか。
いつもは作品を作る時、最初に全体の統一感をイメージするんですが、今回は1曲1曲作っていって、結果としてまとまりが出たという感じですね。今回の作品では、今までにないサウンド感だったり、実験的なことだったりを沢山しているんですけれど、結果として全体を通しての統一感のあるものにもなったと思っています。
『porte』というタイトルはいつ頃につけました?
これは最後につけました。『porte』というのは既製服という意味の「プレタポルテ」という言葉からとったんです。本来のつづりは「prêt-à-porter」なんですけれど、そこから最後の「r」をとってつけました。
その言葉はどういう象徴だったんでしょうか。
日常や生活の中に溶け込んでいきたいという思いがあって。どういう形で溶け込めるか、ということを考えていたんです。で、「プレタポルテ」というのは、誰しもが使えるものというか。誰もが好きなように使って、自分なりに解釈をして、身にまとうことができる。そういう意味合いが自分の中で繋がって、そこからつけました。
『teeter』以降の変化についてはどうでしょうか。自分のやることはどう変わってきた感じがありますか?
漠然とした印象ですけれど、ライブをしたり、ラジオに出演したりするなかで、確実に『teeter』とは違うモードになっていったと思います。ああいう、うつろな感じではなくなったというか。それまでもゆっくりと自分のペースで変化していきたいと思っていたんですけれど、変化の速度を気にしないでいたいと思うようになりました。
曲ごとのお話も聞いていければと思います。まず「veil」はTVアニメ『炎炎ノ消防隊』のエンディング主題歌のお話があってから書き下ろした曲でしょうか。
そうですね。
最初に話が来たときの印象は?
『炎炎ノ消防隊』の原作を書いてらっしゃる大久保篤先生の作品は、昔からとても好きだったんです。小中学生の頃に『ソウルイーター』にハマって読んでいて。自分の中にある「ダークファンタジー」という価値観を作った作品だので、お話をいただいた時はすごく嬉しかったです。
大久保篤先生の作品にはどういう憧れがあったんでしょうか。
『ソウルイーター』だけでなく『B壱』もそうなんですけど、ニヒルな感じというか、悪者側とも取れるキャラクターが主軸の物語なんですよね。いい意味でその世代の中二病のきっかけを作ったような作品だと思います。
曲を作るにあたって『炎炎ノ消防隊』も読みましたか?
もちろん読みました。最初は物語を全部読んで、その全体を表現するようなものを作ろうと思っていたんですが、途中からそれが変わってきて。物語に森羅というキャラクターが登場するんですけど、彼はとても不器用で、トラウマを抱えていて。そこから、いろんな経験を経て、どんどん自分の殻を破っていくさまが描かれている。そこに心が動いて。森羅の気持ちになって曲を書きたいと思って書きました。
歌詞には「笑えない日々を辿ったって 変わらない今を呪ったって」というフレーズもあります。森羅の気持ちになって曲を書くというところから、実際にどんなイメージを膨らませていきましたか。
森羅というキャラクターは、ひたむきで、愚直なんです。作品に描かれているとおり、悲しい過去もある。でも、周りからは別の姿に写っていて、すれ違っている。そういうところから書いていきました。
須田さんはTVアニメの主題歌を書くということ自体が初めてですよね。そのあたりで苦労はありましたか?
主題歌というオファーをいただいたのは初めてですけれど、それ以前にも、自分が観たり読んだりした作品を自分なりに解釈して書くということはよくやっていたので、あまり苦労することはないのかなと思っていました。でも、実際にやってみたら、主題歌という名目もあるし、しかもそれがエンディングであって、終わったあとの余韻に寄り添うものである。そういうところでは、今までとは違う感覚での制作でした。
「MOIL」は映画『二ノ国』の主題歌ですが、これも主題歌の話を受けて書き下ろした曲でしょうか。
そうですね。『二ノ国』に関しても、もともと数年前、PS4で原作のゲームをやっていたんです。それが、すごくのめり込みやすい作品で。映画は、ゲームとストーリーは違うんですけれど、描かれている世界、舞台になった世界は共通していた。自分にとって親近感のある世界でした。
映画はオリジナルの脚本ということですが、それはどう捉えましたか。
映画では主人公が2人、ヒロインが1人いるんです。三角関係のようなものも描かれて、いろんな感情が渦巻いている。ビデオコンテを観たときに感じたのが、無邪気さとシリアスな一面と、そのバランス感が強く印象に残りました。
編曲にトオミヨウさんが参加されていますが、こういう形で制作するのも初めてですよね。
そうですね。共同アレンジという形でしたが、この曲に関しては僕が作ったものが85%くらいで、自分の中にない壮大な空気感などの部分を一緒に制作してもらいました。
どんな風に共同作業を進めていったんでしょうか。
データのやりとりではなくて、話しながら一緒にやっていくような感じでした。ネガティブなものは全くなかったです。最初にイメージがあったんですけれど、壮大さと、シリアスな部分とそうじゃない部分と、もう少しで一つになるのにならない感じがあって。そういうちぐはぐな感覚が、一つの曲に共存した感じがありました。
「MOIL」は、映画主題歌としては、どういうものをイメージしていったんでしょうか。
映画の主題歌は、観終わった後の余韻と共に流れるものでもあるし、いろんな場所で流れるものでもある。オープニングとエンディングの両方の役割を担うようなイメージがありました。だから、少年マンガみたいなアップテンポの曲も一度書いていたんです。でも、この作品にはあまり相応しくないなと思って。最終的にはミドルテンポの曲になりました。
歌詞には「大人になった 大人になってしまった」というフレーズがあります。
映画には「選択」というテーマもあるんですけれど、主人公たちが大人になってこの物語を振り返ったときに、どう感じているか。そういうイメージから書いていきました。
「語るに落ちる」はどういうきっかけで作っていったんでしょうか。
『teeter』を出した後に、ラジオに出演したことがあったんです。『SCHOOL OF LOCK!』という番組で、自分の音楽を聴いてくれている方とリアルなやり取りをして。もちろん聴いてくれている人がいるのはわかっていたんですけれど、直接的に何か言葉を渡そうと思ったことはなかったので。そこから曲を書こうと思いました。
リスナーとダイレクトに結びついた経験がモチベーションになった。
そうですね。メールをいただくこともあったんですけど、電話で直接話したというのが、すごく記憶に残って。そこから曲ができました。
そういう曲に「語るに落ちる」というタイトルをつけたのは?
僕が、僕の音楽を聴いてくれている方に直接的に何かを言うことはできないんですけれど、この曲が、なにかのふとしたきっかけで、生活の中に溶け込んでいければと思って。そういう繋がり方をしたいという意味を込めてつけました。
これはagehasprings の横山裕章さんがアレンジに参加していますが、この経緯は?
この曲は、自分なりにどういう意志を掲げるかを考えて書いた曲だったので。テーマがテーマなんで、自分で完結させようかと思っていたんですけれど。自分の中にない言葉に触れて生まれた曲だったので、もっと開けた曲にしたいという思いもあったんです。そこから余白や広がりの部分を作りたいと思って。弾き語りの時点で一度横山さんに渡して、自分にないものが帰ってきて、そこでもらったことを軸に作っていきましたね。
「青嵐」はどういうところから出来上がっていったんですか。
これは、4月末に深夜の公園でぼぅっとしながらいろんなことを考えてイメージしていきました。夏の曲を作ろうと思ったんです。これまで夏自体をテーマにした曲はないなと思って。夏の好きなところを切り取って作りました。
夏の好きなところというと?
もともと僕は夏がすごく嫌いで、なぜかというと暑いからなんですけど。でも、空気感というか。外から微かにサイレンが聴こえたり、急な雨ではしゃいでいる声が聴こえたり、窓越しの湿った風景とか、そういうイメージですね。
この曲のサウンドも、ちょっと隙間のある音作りになっている感じがあります。
この曲は全体を通してあえて打ち込みのサウンドを使ったり、実験的なことをしました。僕の思う夏の空気感は隙間のあるサウンドがイメージに近かったので。
「couch」はどうでしょうか。
この曲のタイトルは「カウチポテト」という、だらだらするという意味の言葉からとったんです。だらだら生きていくことを書いた曲というか。そうせざるを得ないということを書いたというか。
曲は速いテンポに言葉数の多い符割りを詰め込んだようなタイプになっています。これはボカロで曲を作ってきた頃からの須田さんの特徴になっていると思うんです。改めて、こういう曲調を得意にしているのは?
自然に作るとこうなるという形でしょうね。あまり深く考えずに感覚を頼りに作るとこうなるというか。ドラムをやっていたこと、ラテンやダンス・ミュージックが好きだったこともあるかもしれない。
『porte』の5曲を経て、須田景凪としての活動はどう変わってきていると思いますか。
あまり、まだ全てのことがつながっている気がしないので。変化としてそれを体感するのは難しいんですけれど。極端な変化だとしても受け入れられるようになったという感触はあります。今は、やりたいことをひたすらにやるしかないという感じですね。やっと終わったなという感じもあるんですけれど、これを作っている間に、「こういう曲が作りたい」というイメージも湧いてきたので。また次の作品を作っていきたいと思います。
来年2月29日のZepp DiverCity(TOKYO) を皮切りに全国7箇所のワンマンツアーも発表されました。そこに向けてはどんな思いがありますか?
正直、現段階では何も想像できてないっていうところですけれど。それまでに、いろんな制作、いろんな経験もあるだろうし、変わっていくと思うし。それと同様に、来てくれる方々にも様々な変化があるだろうし。前よりも自分の中でライブの楽しみはどんどん増えているので。ライブという場でまた会えればと思います。

PROFILE

須田 景凪

2013年より“バルーン”名義でニコニコ動画にてボカロPとしての活動を開始。

その後「シャルル」「雨とぺトラ」「レディーレ」と続々にヒット曲を投稿。

自身の曲を自ら歌うセルフカバーも多くの支持を集め、「シャルル」のセルフカバーはYouTube で 3500万回再生を突破。JOYSOUND の 2017 年発売曲年間カラオケ総合ランキングは1位、2017&2018年の年代別カラオケランキング・10代部門では2年連続1位を獲得した。

2017年10月、自身の声で描いた楽曲を歌う“須田景凪”として活動を開始。2019年1月、ワーナーミュージック・ジャパン内のレーベルunBORDEより1st EP「teeter」をリリース。オリコンウイークリーアルバムランキングでTOP10にランクインした。

楽曲は作詞、作曲、編曲全てを須田自身が手掛けており、中毒性のある予想外かつ大胆でありながら、隅々までこだわりの詰まったメロディーが多くの若者の支持を集めている。

LIVE

須田 景凪
TOUR 2020

2020年2月29日(土)

OPEN 16:00 / START 17:00
INFO:SOGO TOKYO 03-3405-9999

https://www.zepp.co.jp/hall/divercity/

2020年3月7日(土)

OPEN 17:00 / START 18:00
INFO:サンデーフォークプロモーション 052-320-9100

https://diamond.sflag.co.jp

2020年3月8日(日)

OPEN 17:00 / START 18:00
INFO:キョードーインフォメーション 0570-200-888

http://www.namba-hatch.com

2020年3月14日(土)

OPEN 17:30 / START 18:00
INFO:マウントアライブ 011-623-5555

http://www.cube-garden.com/pc/

2020年3月20日(金・祝)

OPEN 17:00 / START 18:00
INFO:GIP 022-222-9999

http://www.rensa.jp

2020年3月28日(土)

OPEN 17:30 / START 18:00
INFO:YUMEBANCHI 082-249-3571

http://live-vanquish.com

2020年3月29日(日)

OPEN 17:00 / START 18:00
INFO:BEA 092-712-4221

https://ims-tenjin.jp/information/hall.php

チケット代:4,300円
(税込・ドリンク代別・スタンディング/指定席)